Supermicro製マザーボードとUbuntuのシャットダウン問題の解決方法

一部のSupermicro製マザーボードを搭載したシステムとUbuntuの組み合わせにおいて、シャットダウン時にエラーが表示され、シャットダウンが完了するまでに時間がかかる事象が確認されています。この記事では、その解決方法をご紹介します。

問題の概要

特定のSupermicro製マザーボードとUbuntuを使用している環境で、シャットダウン時に次のようなエラーが発生することがあります

・エラーメッセージが表示される
・シャットダウンが遅延する

解決方法

以下の手順に従って、BIOS設定を変更することで問題を解決することができます

1. BIOS画面の表示

PCの電源ボタンを押した後、マザーボードメーカーのロゴ画面が表示されたら[Delete]キーを数回押し、BIOS画面を表示します。

2. Support RDMAの項目を”Disabled”に

BIOS画面で、

Advanced  Supermicro 10GBASE-T Ethernet Controller  Device Configuration Menu  Support RDMA

の項目を “Disabled” に変更します。

3. 設定を保存して再起動

BIOS画面の Save & Exit  Save Changes and Reset を選択し、設定を保存した上で再起動します。

上記の手順を実行することで、シャットダウン時のエラーと遅延問題を解消することができます。
この他、新たに導入を予定しているLinuxマシンについてのご相談や、導入済みの弊社製PCにおける疑問やお悩みは、お気軽にご相談ください。

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